烏龍茶の淹れ方

水出し茶に関して

新鮮な水出し茶は暑い日に心に染み渡るような感覚になります。
水出し茶は甘くて、苦渋味が薄いです。このような透き通った清涼感はドリンクスタンドのシェイクティーや、ペットボトルの茶飲料とは違うものです。
水出し茶は思ったより安くて簡単です。

水出し茶の主な特徴

天然の甘味で、苦渋みが薄い

水出し茶は、長時間かけて茶の甘味成分をゆっくりと引き出し、苦味が出にくく、茶の自然の甘さをより鮮明に感じることができます。

低カフェインで、刺激が少ない

水出しで抽出された茶水はカフェインの含有量が低く、カフェインに敏感な人でも安心して飲むことができます。

作りやすい

空き瓶と冷水だけで煩雑なステップが必要なく、茶と水の割合(3g:550cc)を把握すれば誰でも簡単に水出し茶を淹れることができます。
市販飲料の化学調味された茶に頼る必要はありません。

水出し茶の作り方

作り方 1

550ccのペットボトルを用意して、茶葉3gを瓶に入れる。
4~5時間で冷蔵庫に置いたら、適度な濃淡の水出し茶が完成します。

作り方2

寝る前に一瓶、冷蔵庫に仕込んでおけば朝にはスッキリとした水出し茶が完成できます。
[水出し茶基本比率は約550ccの水に3g(茶パック)]を投入。

長時間抽出しと以下のようになる可能性があります

・茶水が暗く沈み光沢がなくなる

・液体が混濁する

・口に入れると苦渋味が強い

妊娠中に烏龍茶を飲むときの注意点

烏龍茶には、紅茶やコーヒーなどの飲料と同様にカフェインが多く含まれています。
そのため、妊娠中に烏龍茶を大量に飲むことは控えましょう。
女性の1日のカフェイン摂取量は、妊娠中の女性で300mgまでとされています(カナダ保健省)。
烏龍茶100mlに含まれるカフェインは約20mgです。
500mlのペットボトルで烏龍茶を飲んだ場合は、3本(1.5L)程度でカフェインの摂りすぎとなります。

開封後の保存方法

開封したあとの烏龍茶を保存するときは、冷蔵保存よりも室温保存がおすすめです。
冷蔵庫の開け閉めで温度差が生じ、烏龍茶のパックが結露することで風味が失われやすくなります。

開封後の烏龍茶は、空気に触れて酸化が進むことで風味が失われるため、なるべく早く消費するようにしましょう。
長期間保存するときは、密閉できる容器に入れ、周囲の食品のにおいがつかないように保存します。